タイトル

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2014年11月13日木曜日

リチャード・ティーとスティーブ・ガット
Richard Tee & Steve Gadd



楽器店でリチャード・ティーとスティーブ・ガットに会ったことがあります。

もう随分昔のことです

その日の前後にStuffのコンサートが近くであったのだと思います

そのころはよく、海外のミュージシャンがその楽器店に遊びにきていました

当時、音楽の幅を広げたいと思うのと、もう少ししっかりとテクニックをつけたくて、
プロのフュージョンバンドのウインドペインの後藤さん「通称ちびた君」にベースを習い始めた頃です。

フュージョンというカッコイイ言葉を盛んに耳にするようになっていました(そう感じていました)

ウインドペインはそれはカッコイイ4人編成のフュージョンバンドです

ベースのちびた君が自分の住んでいた近所だったこともあり、
かわいがっていただいたり、
同じ街にある録音スタジオでも何度が力を貸していただきました

確か午後の2時ぐらいだったかと
なぜその日、その楽器店に足を運んだのかは覚えていませんが
(特に用事がなくてもいつも行っていましたが・・・)、

誰もいない中2階のMLコーナーに

何と、チャード・ティーとスティーブガットが!

すごすぎる!

私があっと言わんばかりの態度をとったのでしょう

他には誰もいない(店員さんはいたのでしょうが、いないも同然)

狭い店内だったので、なんとなく気がつかれたのでしょう

なん・・なんと・・・

リチャート・ティーが「君はベーシストかい?」と口火をきられたのです・・・

彼は鍵盤売り場のシンセかエレピを触っていたかと

その横にスティーブ・ガットが座って・・・

嘘のような本当の話です


ボディランゲージで一生懸命思いを伝えました。

そして

もっとすごいことが、起きたのです

なん・・なん・・なんと・・・、

私だけのために「And Here You Are」をワンコーラス弾いてくれたのです〜
(だって他に誰もいないもん)

え〜

そして無口で有名と聞いていたガットも笑いながら「今度一緒にセッションしよう」とジョークを(とおっしゃったような・・・)

肩にかけていた、ハードケースから変えたばかりのソフトケースに書いていただいたサインは、今もココにあります

その後、私は大きな挫折を味わい、その苦しさから目指していた世界から逃げてしまいました

ウインドペインのちびた君、伊藤さん、マーちゃん、
一緒に練習したゲル、三輪(三輪は現役自称ミュージシャンのようですね)モロちゃん、
自主コンサートの常連だった、ケンジ、YOU君、
そしてけんごさん、難波君、ひろ、
東海ラジオのジョーさん、サンデーフォークの奥山さん、ヤマハの川口さん、野口さん、谷口さん、ソニーの海図さん、
その他みんな、どうしているのかな。音楽続けているのかな

私は同じあつい気持ちを別のことに向けています

その後、世界一のミュージシャンとしてリチャード・ティーとスティーブ・ガットの活躍ぶりは皆さんご存知の通りです

そんなすごい人たちと特別な時間を持てたことに感謝しています

私も負けられませんね
別の分野でこれからも奏でていきますよ

サインのクレジットは1980.3.8になっています


http://ja.wikipedia.org/wiki/リチャード・ティー
http://ja.wikipedia.org/wiki/スティーヴ・ガッド